@article{oai:tfulib.repo.nii.ac.jp:00000010, author = {志村, 祐子 and Shimura, Yuko and 狩野, 俊介 and Kanou, Shunsuke}, journal = {東北福祉大学研究紀要, Bulletin of Tohoku Fukushi University}, month = {Mar}, note = {ロール・レタリング(役割交換書簡法)(以下、RL)は、自分自身の重要な他者に向けて架空の手紙を書くことから始め、相手からの返事の手紙も自分で書く技法である。この往復書簡を重ねることによって、相手の気持ちや立場を思いやること、自らの内心にかかえている矛盾やジレンマに気づかせ、自己の問題解決を促進することを目的としている。そこで、筆者が精神保健福祉士として医療観察法の入院医療を受けているクライエントに対して、対象行為に関する自身の感情整理や家族の心情理解を目的にRLを用いて支援を行った。その結果、自分自身と家族との双方向の視点が得られ、過去の出来事や対象行為について新たな意味づけを行うことができ、地域生活や社会復帰に向けてエンパワーされたと考えられた。このことから、精神保健福祉士が行う援助実践において本技法を用いることは、クライエントが「過去」から「現在」への歩みをたどり、クライエントが自分自身の「未来」をリカバリーしていくことができるビジョンを想起させ、エンパワメントを促すことが可能になるのではないかと考えられた。}, pages = {41--55}, title = {医療観察法医療におけるロール・レタリングを用いた支援に関する一考察 : 精神保健福祉士の援助実践から}, volume = {37}, year = {2013}, yomi = {シムラ, ユウコ and カノウ, シュンスケ} }