@article{oai:tfulib.repo.nii.ac.jp:02000033, author = {Umetsu, Katsushi and 梅津, 雄志 and Tanaka, Hisashi and 田中, 尚}, issue = {24}, journal = {感性福祉研究所年報}, month = {Mar}, note = {今日、精神保健医療福祉領域では「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」の構築を目指し、重層的な機関連携による支援体制の整備が求められている。そのような中、精神科病院と地域事業所がチームとなり、プログラムを実施し、退院促進を支援することが重要とされる。しかし、チームを形成することは容易なことではなく、多様な阻害要因があると想定され、その一つとして「信念対立」が挙げられる。 本研究の目的は、精神科領域の退院支援において医療福祉機関の間で生じる信念対立の構造を明らかにすることである。精神科病院ならびに相談支援事業所に所属するソーシャルワーカーを対象とし、インタビュー調査を実施した。構造構成的質的研究法をメタ研究法とし、事例-コード・マトリックスを用いて分析した。 今回、医療および福祉機関の退院支援において生じる信念対立の要因には【職種的要因】【所属施設的要因】【対人援助職的要因】が確認された。また、その要因により【支援者】が≪心理的反応≫が生じ、【連携】に対する≪拒否感≫に至り、最終的には【対象者】への≪負担≫が起きていることが示唆された。一方で、【思考的】【行動的】に適切な対処を行うことで信念対立の低減および≪チーム支援の促進≫に至る可能性が示唆された。}, pages = {11--24}, title = {精神科領域での医療および福祉機関における 退院支援で生じる信念対立の構造 - 精神科病院と相談支援事業所へのインタビューによる実態調査-}, year = {2023}, yomi = {ウメツ, カツシ and タナカ, ヒサシ} }