@article{oai:tfulib.repo.nii.ac.jp:00000848, author = {中川, 裕美 and Nakagawa, Yumi}, journal = {東北福祉大学研究紀要, Bulletin of Tohoku Fukushi University}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,実在する社会集団(実在集団)における外集団脅威が,社会的アイデンティティ理論(SIT)で説明される心理メカニズムの影響力を強める要因であるか否かを検討することである。したがって,本研究では外集団脅威尺度を作成し,外集団脅威を経験しやすい脅威集団と非脅威集団を選出した上でSIT の心理メカニズムへの影響力を検討する。研究1 では,大学生54 名を対象に,参加者が所属する集団の同一化,相互依存性,外集団脅威の観点から各集団の性質を検討した。外集団脅威尺度の探索的因子分析を行った結果,2 因子が抽出された。研究2 では,大学生106 名を対象に研究1 で選出した脅威集団と非脅威集団(国,大学,音楽ファン,部活・サークル)の性質と外集団脅威尺度の因子的妥当性を検討した。研究1 と2 の結果,外集団脅威尺度の2 因子それぞれの信頼性(内的整合性)は確認できたが,いずれもモデルの適合度は十分ではなかった。さらに,集団同一化(SIT の先行要因)と外集団脅威との間には有意な相関関係が見られず,SIT の心理メカニズムの影響力を調整する要因を特定できなかった。}, pages = {55--71}, title = {実在する社会集団の性質の検討 : 集団同一化,相互依存性,外集団脅威に着目して}, volume = {46}, year = {2022}, yomi = {ナカガワ, ユミ} }