@article{oai:tfulib.repo.nii.ac.jp:00000874, author = {吉田, 綾乃 and Yoshida, Ayano}, issue = {23}, journal = {感性福祉研究所年報, Report of Kansei Fukushi Research Institute}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は、政治的イデオロギーの個人差と極性化に関する研究動向を概観し、極性化を克服するための研究アプローチについて考察することである。始めに、政治的イデオロギーに関する個人差を予測する心理学的理論として、ジョナサン・ハイトが提唱した「道徳基盤理論」と、ジョン・ジョストが提唱した「動機付けられた社会認知仮説」に基づく研究知見を紹介した。また、政治神経科学 / 神経政治学が明らかにした、政治的イデオロギーに関わるパーソナリティ、認知的傾向、生理的傾向、脳機能や脳構造の特徴に関する研究成果について概観した。次に、政治的イデオロギーによる極性化を引き起こす要因として、党派性バイアス、エコーチェンバー、政治的マイクロターゲティング、バックファイア効果、非人間化に着目し、極性化を克服することの困難さについて指摘した。最後に、政治的イデオロギーによる極性化を克服するための研究を行う上で、今後、必要となる視点について論じた。}, pages = {53--64}, title = {政治的イデオロギーの個人差と極性化に関する研究動向}, year = {2022}, yomi = {ヨシダ, アヤノ} }